箱根湯本からユネッサンへ！アクセス・モデルコース完全ガイド

箱根観光といえば、温泉と自然、そしてユニークなレジャースポットが魅力です。その中でも「箱根小涌園ユネッサン」は、水着で楽しめる温泉テーマパークとして、家族連れやカップル、友人同士など幅広い層から人気を集めています。この記事では「箱根 湯本 から ユネッサン」へ向かうアクセス方法から、到着後の楽しみ方、周辺スポットの立ち寄りプランまでをわかりやすく解説します。初めて訪れる方でも安心して1日を満喫できるよう、交通手段や費用目安、おすすめのモデルコースもご紹介。この記事を読めば、箱根旅がぐっとスムーズになること間違いなしです。

出発＆アクセス：箱根湯本からユネッサンまでのルート

箱根湯本駅の概要

箱根湯本駅は、小田急線直通のロマンスカーや箱根登山鉄道の始発駅として、多くの観光客の玄関口となっています。東京都心から電車で約1時間半とアクセスも良く、週末のちょっとしたお出かけにも最適な場所です。駅前にはお土産屋さんや飲食店が立ち並び、観光気分がすぐに高まります。観光案内所も駅構内にあり、地図やバス時刻表を手に入れることができるので、初めて訪れる方にも安心です。

箱根湯本駅の改札を出るとすぐ目の前にバスターミナルがあります。ユネッサンへ向かう際は、このバスターミナルから発着する「箱根登山バス H路線」または「伊豆箱根バス J路線」のいずれかを利用するのが一般的です。駅周辺はコンパクトながらも整備されており、迷うことはほとんどありません。出発前に飲み物や軽食を購入しておくと、移動中にも便利です。

箱根登山バス H線／伊豆箱根バスの乗車方法

ユネッサンへ向かうには、バスを利用するのが一番便利です。箱根湯本駅から出発するバスは主に2系統あります。「箱根登山バス H線」は運行本数が多く、約10～15分おきに出ており、観光客にも人気があります。一方の「伊豆箱根バス J線」もほぼ同じルートを走るため、どちらを選んでも大きな違いはありません。どちらのバスも「小涌園」または「ユネッサン前」バス停で下車します。

乗車の際は、ICカード（SuicaやPASMO）または現金が使えます。車内アナウンスも充実していて、「次は小涌園です」など分かりやすく案内されるので、不安はありません。所要時間は約20分ほど。車窓からは美しい自然や温泉宿が点在する箱根らしい風景を楽しめるので、移動も観光の一部として楽しめます。

バス停「小涌園／ユネッサン前」で下車する流れ

ユネッサンの最寄りバス停は「小涌園」または「ユネッサン前」です。どちらで降りても徒歩で数分圏内なので、降車のタイミングをあまり心配する必要はありません。「小涌園」で降りると、ユネッサンの大きな案内看板がすぐ見えてきます。階段を上ると施設の入り口があり、すぐに受付へとたどり着きます。

バス停周辺には他の観光施設やホテルも点在しているため、間違って違う場所で降りてしまわないよう、車内アナウンスや周囲の様子をよく確認しましょう。また、混雑する週末や連休は、バスが満席になることもあります。できれば出発前に時刻表を確認し、少し早めに並ぶのが安心です。

電車＋バス以外の移動手段（自動車／タクシー）

自家用車でのアクセスも可能で、箱根湯本駅からユネッサンまでは約7km、通常の道路状況なら車で15分程度の距離です。施設には有料の駐車場が完備されており、1日単位での料金設定になっています。ただし、観光シーズンや週末は駐車場が混雑するため、早めの到着を心がけましょう。

また、タクシーを利用する場合は、駅前にタクシー乗り場があります。料金の目安は片道2,000円〜2,500円程度（距離と時間による）で、4人以上でシェアすれば意外とリーズナブルです。大きな荷物を持っていたり、小さなお子さん連れの場合などは、バスよりもタクシーのほうが便利なこともあります。

移動時のポイント・コツ

バス利用時は、なるべく前もって時刻表をチェックしておくのがポイントです。箱根エリアは山道が多く、天候や交通状況によってバスが遅れることもあります。特に雨天時は渋滞が発生しやすいため、時間に余裕を持ったスケジュールが理想です。

また、ユネッサンは水着で楽しむ施設なので、あらかじめ水着やタオル、着替えをリュックなどに入れておくとスムーズです。アクセスにかかる時間も含めて、施設に到着する目安を午前10時前後に設定すれば、比較的空いている時間帯から楽しむことができます。早めの行動が、箱根旅を快適にする第一歩です。

到着後の楽しみ方：ユネッサン施設内ガイド

水着ゾーン「ユネッサン」の特色

ユネッサンの一番の魅力といえば、水着で入れる温泉ゾーン。家族連れやカップルでも一緒に楽しめるスタイルが特徴です。館内に入るとすぐ目に飛び込んでくるのが、広々とした屋内プール。温泉なのにプールのように泳いだり、浮き輪でぷかぷか浮かんだりできるユニークな空間が広がっています。

中でも人気なのが「ワイン風呂」や「コーヒー風呂」など、テーマ性のあるお風呂。実際にワインやコーヒーを投入している演出があり、子どもも大人も驚きながら楽しめるユーモアたっぷりの施設です。さらに、屋外には「流れる温泉プール」や「ロデオマウンテン」というスライダーもあり、温泉とアトラクションの両方を一度に味わえるのが魅力です。

水着ゾーンは温度管理もしっかりされており、冬でも快適。水温は約37〜39度に保たれており、冷える心配はありません。館内はバリアフリー対応も進んでいて、ベビーカーや車椅子でもアクセスしやすい設計になっています。家族での訪問でも、ストレスなく快適に楽しめるよう工夫されています。

裸ゾーン「森の湯」の魅力

「森の湯」は、水着ゾーンとは別に設けられた、男女別の裸で入る温泉エリアです。自然に囲まれた露天風呂がメインとなっており、箱根の山々の景色を眺めながらゆったりと温泉を楽しめます。静かな雰囲気の中で、旅の疲れを癒すにはぴったりの空間です。

内湯にはジェットバスや寝湯もあり、長時間入っても疲れにくいのがポイント。サウナや水風呂も完備されており、温冷交代浴で身体をリフレッシュできます。また、岩風呂や檜風呂など、日替わりで異なるお風呂を提供しているため、訪れるたびに違う楽しみがあります。

館内にはアメニティも充実しており、シャンプー・リンス・ボディソープはもちろん、ドライヤーや綿棒なども完備。タオルのレンタルも行っているので、手ぶらでも気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイントです。日帰り入浴のみの利用も可能で、ユネッサンとは別料金で入場できます。

飲食＆休憩スペース（レストラン・カフェ）

館内には複数の飲食施設があり、温泉で遊んだあとの食事や休憩にも困りません。メインのレストランでは、カレーやラーメン、パスタなど、ファミリー向けのメニューが豊富にそろっています。キッズプレートもあるため、小さなお子さん連れにも安心です。

軽食を楽しめるカフェスペースでは、ソフトクリームやジュース、ドリンクバーもあり、温泉の合間にほっと一息つくのにぴったり。夏場はアイスや冷たいドリンクが人気で、冬はホットココアやスープが体を温めてくれます。天気がよければテラス席でのんびりと過ごすのもおすすめです。

また、売店ではお土産や水着・浮き輪などのグッズ販売も行っています。急に必要になったアイテムも現地で揃うのは大きな安心材料です。館内はキャッシュレス決済にも対応しているため、小銭を持ち歩く必要がなく、ロッカーキー1つでスムーズに行動できます。

新アトラクション・流れるプールなどの見どころ

ユネッサンは年々リニューアルを重ねており、最近では「泡のジャグジーゾーン」や「アロマ風呂」など、五感で楽しめる新エリアが登場しています。特に人気なのが「流れる温泉プール」。温泉に浸かりながらゆったりと流れに身を任せる感覚は、まさに非日常体験です。

スライダー「ロデオマウンテン」は、スリル満点で小学生以上の子どもたちに大人気。安全基準も高く、監視員も常駐しているため安心して遊べます。小さなお子様向けには「キッズプール」や「ベビーバス」などもあり、年齢に応じたエリア分けがされているのも魅力です。

天候に左右されにくい屋内施設なので、雨の日でもしっかり遊べるのもポイント。屋外エリアには、桜の季節になると桜を見ながらの温泉も楽しめます。写真映えするスポットも多く、SNS映えを狙う若い世代にも支持されています。

施設を満喫するための準備と注意点

ユネッサンを最大限に楽しむには、いくつかの準備が必要です。まず水着は必須。現地でのレンタルも可能ですが、種類やサイズに限りがあるため、持参するのがベストです。また、バスタオルやフェイスタオルもあらかじめ準備しておきましょう。館内はスリッパ禁止のため、濡れてもいいサンダルがあると便利です。

施設内は段差が少なく歩きやすいですが、滑りやすい箇所もあるので注意が必要です。子どもには滑り止め付きの靴やビーチシューズがおすすめ。また、飲食物の持ち込みは基本的に禁止されているため、食事は館内の飲食スペースを利用しましょう。

最後に、混雑する日はロッカーやシャワーが埋まりやすくなるので、朝一番での入館がおすすめです。事前にチケットをオンライン購入しておくと、入場時にスムーズで、時間を無駄にせず楽しむことができます。

周辺で立ち寄れるスポット：箱根湯本・小涌谷エリア

芸術と自然が調和する「彫刻の森美術館」

ユネッサンから車で約5分、バスでも簡単にアクセスできる「彫刻の森美術館」は、屋外展示がメインの開放感あふれる美術館です。約7万平方メートルの敷地内には、現代彫刻を中心とした作品が約120点以上も展示されており、その多くが芝生の上や木々の間など自然と調和する形で配置されています。散歩をしながらアートを楽しむという贅沢な時間が過ごせるスポットです。

特に人気なのが「ネットの森」という子ども向けの立体アート施設。巨大なネット遊具で遊びながら芸術を体験できる仕掛けは、アートにあまり興味がないお子さんでも飽きずに楽しめる工夫が詰まっています。また、大人にはステンドグラスの塔「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」がおすすめ。螺旋階段を登ると、箱根の山々を見渡せる展望台があり、フォトスポットとしても人気です。

館内にはカフェやギフトショップも併設されており、散策後の休憩やお土産選びにも便利。季節ごとの展示やライトアップイベントもあるため、何度訪れても新しい発見があります。アートと自然、そしてリラックスが一体となった癒しの空間です。

風情ある「箱根湯本温泉街」散策

箱根湯本駅周辺に広がる温泉街は、昔ながらの風情と現代の観光要素が融合した人気エリアです。ユネッサンへの往復の際に時間があれば、ぜひ立ち寄りたい場所のひとつ。駅を出てすぐの商店街には、湯葉や温泉まんじゅう、干物、おせんべいなどの箱根ならではの名物グルメが並びます。食べ歩きにも最適で、観光気分をぐっと高めてくれます。

また、日帰り温泉施設も点在しており、「箱根湯寮」や「天山湯治郷」などでは手軽に温泉入浴が楽しめます。ユネッサンのにぎやかな温泉とはまた違い、静かで落ち着いた空間でゆったりとした時間を過ごせます。和風旅館の軒先から立ち上る湯けむりが、情緒ある景色を演出してくれるのも魅力です。

商店街には地元の工芸品を扱うお店や、和雑貨の専門店もあり、お土産探しにもぴったり。川沿いに広がる景観や赤い橋「旭橋」など、写真映えするスポットも多く、散策するだけでも十分に楽しめます。箱根湯本の歴史と文化に触れられる、箱根旅に欠かせないエリアです。

ケーブルカー・強羅エリアでの軽い観光

ユネッサンからも近い「強羅（ごうら）」エリアは、箱根登山ケーブルカーや美術館が集中する文化的な地域です。標高が高く、空気が澄んでいるため、自然と触れ合いながら落ち着いたひとときを過ごすことができます。特におすすめなのが「強羅公園」。広大な敷地にはフランス式庭園、温室、バラ園などがあり、四季折々の花が楽しめます。

また、園内には体験工房も併設されており、吹きガラスや陶芸、押し花などのクラフト体験ができます。観光だけでなく、思い出づくりにもぴったりなスポットです。ケーブルカーを使えば、早雲山や大涌谷方面への移動もスムーズで、箱根全体の観光をつなぐ拠点としても機能します。

強羅には小さなカフェやギャラリーも多く、静かな街並みに溶け込むように存在しています。観光客が比較的少ない平日は、ゆったりとした時間が流れ、忙しい日常を忘れさせてくれる場所です。美術館巡りや自然散策など、ユネッサンのアクティブな体験とは対照的な楽しみ方ができる魅力的なエリアです。

「箱根ガラスの森美術館」でクラフト体験

「箱根ガラスの森美術館」は、まるでヨーロッパの村に迷い込んだかのようなロマンチックな雰囲気が漂う美術館です。館内では、ヴェネチアン・グラスを中心とした繊細で美しい作品が展示されており、キラキラと輝くガラスアートが非日常の世界観を演出しています。

中でも見逃せないのが、屋外に設置された「光の回廊」。無数のガラスの粒で作られたアーチが、太陽の光を反射して虹色に輝く様子は圧巻です。フォトスポットとしても大人気で、特にカップルや女子旅には外せないスポットです。

さらに、館内にはガラス細工の体験工房があり、自分だけのオリジナルアクセサリーやオブジェを作ることができます。スタッフの丁寧な指導があるので、初めてでも安心して参加可能。子どもから大人まで幅広い世代に対応しており、思い出に残る作品を持ち帰ることができます。

美術館内のカフェでは、本格的なデザートやドリンクを楽しむこともでき、庭園を眺めながらのティータイムはまさに癒しの時間。お土産ショップでは美しいガラス製品が豊富に揃い、大切な人へのプレゼントにもおすすめです。

絶景スポット「大涌谷」で黒たまご体験

箱根観光の中でも特に有名なスポット「大涌谷」は、火山活動によって生まれた荒涼とした大地と白い噴煙が立ち上る迫力のある景色が特徴です。ロープウェイで訪れるこの場所では、温泉地ならではの硫黄の香りと、非日常的な自然のエネルギーを体感できます。

ここでの名物は、何といっても「黒たまご」。温泉地の硫黄成分で真っ黒になったゆで卵は、「1個食べると7年寿命が延びる」と言われる縁起物。1袋5個入りで販売されており、観光客の多くが購入していく人気のお土産です。味は普通のゆで卵よりもしっとりとしていて、ほんのり温泉の香りがするのも特徴です。

大涌谷は晴れていれば富士山を望める絶景ポイントでもあります。展望台からは、遠くに広がる山々とともに、箱根の地形を一望できるダイナミックな眺めが広がります。標高が高いため、気温が下がることもあり、特に冬場は防寒対策が必須です。

観光施設内にはレストハウスや売店もあり、軽食やドリンクも充実。ユネッサンから車で約20分とアクセスもしやすく、箱根旅の締めくくりとして立ち寄るには最適なスポットです。

季節＆目的別プラン：家族連れ・カップル・日帰り旅

家族連れ向け：「水着遊び＋キッズエリア」重視プラン

ユネッサンは家族旅行にもぴったりのスポットです。小さなお子さん連れでも安心して楽しめる工夫がたくさんあります。まずおすすめなのが、水着で入れるゾーンにある「キッズエリア」。浅い水深で遊べる温泉プールや、噴水型の遊具が設置されており、親子で一緒に水遊びを満喫できます。

館内にはおむつ替えスペースや授乳室も完備。バリアフリー対応のトイレもあり、ベビーカーでも移動しやすい設計です。小学生以上のお子さんには、「ロデオマウンテン」などのスライダーが大人気。安全対策も万全で、監視員が常時配置されているので、親御さんも安心して見守ることができます。

食事面でも、子ども向けメニューが豊富。ハンバーグやカレー、うどんなど、定番で食べやすいメニューがそろっており、キッズプレートにはおもちゃがつくことも。遊び疲れたら、家族で休める休憩スペースも広く設けられているので、無理なく一日過ごせるのが嬉しいポイントです。

季節ごとのイベントも魅力で、夏はプール感覚で楽しめる水遊びイベント、冬はイルミネーションと温泉が融合した幻想的な演出など、時期に合わせた演出も豊富です。家族連れには平日やオフシーズンの訪問が特におすすめ。混雑が少なく、のんびりと遊べる環境が整っています。

カップル向け：「露天風呂＋夕景＋ゆったり滞在」プラン

カップルでユネッサンを訪れるなら、大人向けの落ち着いた過ごし方がおすすめです。まずは水着ゾーンで一緒に楽しい時間を過ごし、その後は「森の湯」などの露天風呂でゆっくりとリラックス。夕暮れ時には、箱根の山並みが赤く染まり、ロマンチックな雰囲気に包まれます。

館内には、カフェやレストランも充実しており、温泉の合間に2人でくつろげる時間を持つことができます。特におすすめなのは、テラス席のあるカフェで、自然の風を感じながら一息つくティータイム。静かな空間で語らいながら過ごすことで、普段とは違った特別な思い出が作れます。

さらに、「箱根ホテル小涌園」など周辺の宿泊施設を利用すれば、1日だけでなく2日かけてゆっくりと箱根を満喫できます。宿泊者限定の特典やプランもあるため、事前にチェックしておくとお得。露天風呂付きの部屋や、夜景を楽しめる高台の客室など、カップル向けのプランも多数用意されています。

夕方以降は観光客も減ってくるため、静かな館内でのんびりとした時間が流れます。温泉に浸かって疲れを癒し、美味しい食事を楽しみ、心も身体もリフレッシュできる。そんな贅沢なひとときを、ぜひユネッサンで体験してください。

日帰り旅向け：「朝出発～夕方帰宅」効率重視プラン

首都圏からの日帰り旅行でも、ユネッサンは十分に楽しめます。朝8時台に新宿を出発すれば、10時前には箱根湯本に到着。そこからバスで20分ほどでユネッサンに行けるので、午前中からたっぷり時間を使うことができます。特に週末や連休には早めの行動がカギになります。

日帰りでの楽しみ方のコツは、「水着ゾーン」をメインにすること。3〜4時間あれば、ほとんどのアトラクションを楽しめます。温泉スライダー、流れる温泉プール、ワイン風呂などを効率よく巡れば、短時間でも満足感の高い体験ができます。

昼食は館内のレストランでサクッと済ませ、午後は「森の湯」でゆったり。最後に売店でお土産を買えば、15時半〜16時には出発でき、18時前には帰路につくことができます。早めに移動することで、渋滞や混雑も避けられ、ストレスフリーな日帰り旅が実現できます。

電車とバスを使った移動なら、荷物も最小限でOK。必要な持ち物だけをリュックに入れて、身軽に動くのがポイントです。また、事前にオンラインでチケット購入をしておくと、現地での待ち時間も短縮でき、時間を有効活用できます。

季節ごとのポイント（桜春・新緑・紅葉・冬景色）

ユネッサンとその周辺は、四季折々の自然に囲まれており、訪れる季節によってまったく異なる表情を見せてくれます。春には桜が咲き誇り、温泉に浸かりながらお花見を楽しむという、贅沢な体験ができます。特に露天風呂から見える桜並木は圧巻で、春限定の楽しみ方として人気があります。

初夏から夏にかけては新緑が美しく、爽やかな風が心地よい季節。屋外の流れる温泉プールや、スライダーなどのアクティビティがより一層楽しく感じられます。暑い日でも温泉の温度がちょうどよく、日差しを感じながらの入浴はまさにリゾート気分です。

秋になると、紅葉が山々を彩り始めます。特に11月中旬ごろは見頃となり、ユネッサンの館内からも赤や黄色に染まった木々が眺められます。紅葉シーズンには、露天風呂と紅葉のコラボレーションが楽しめ、カメラ片手に訪れる観光客も多くなります。

冬は雪景色と温泉の組み合わせが絶妙。温かい湯に浸かりながら、真っ白な景色を眺める時間は格別です。施設内もイルミネーションで彩られるイベントが開催され、カップルや家族連れにも大好評。季節ごとの演出やイベントを事前にチェックしておくと、より深く楽しむことができます。

お得＆割引情報：チケット・パス・早期予約など

ユネッサンには、事前購入やセットプランを利用することで、お得に楽しめる方法がたくさんあります。まずおすすめなのが、公式サイトや提携旅行サイトでの前売りチケット購入。これにより、当日券よりも数百円安く購入できる上に、入場時の待ち時間も短縮できます。

さらに、箱根周辺の観光施設を巡るなら「箱根フリーパス」も便利。電車やバスの乗り放題に加え、ユネッサンの割引特典がついてくることもあります。小田急線の各駅で購入でき、交通費と施設利用料をまとめて節約できる優れものです。

その他にも、コンビニ発券の「割引入場券」や、期間限定の「平日キャンペーン」、家族割・学生割といった年齢や属性に応じた割引プランも豊富です。公式LINEやメールマガジンを登録しておけば、クーポン配布や最新情報もいち早くゲットできます。

また、宿泊とのセットプランも見逃せません。「箱根ホテル小涌園」などの宿に泊まると、ユネッサンの入場券がついてくるプランも多く、1泊2日でしっかり楽しみたい人にはぴったりです。旅行の予算を抑えつつ、より多くの体験をするには、こうしたお得情報を上手に活用することが大切です。

実践モデルコース＆費用目安：時間・料金を押さえた１日旅

モーニングスタートプラン（箱根湯本発→ユネッサン→帰路）

首都圏からの日帰り旅で最も人気なのが、朝早めに出発してユネッサンを中心に楽しむモーニングスタートプランです。たとえば新宿駅から小田急ロマンスカーを利用すれば、約85分で箱根湯本駅に到着します。朝8時台の電車に乗れば、10時前には現地に着き、そこからバスで20分程度でユネッサンに到着可能です。

10:00〜13:00までは「水着ゾーン」でたっぷり遊びます。人気の流れる温泉プールやスライダーで身体を動かしながら楽しんだ後、館内レストランで昼食。13:00〜14:00の間にカレーやうどんなどをサクッと食べてエネルギーチャージ。

14:00〜15:30には「森の湯」でゆったりとリラックス。遊び疲れた身体を温泉で癒しながら、山々の景色を楽しめば旅の満足度もグッと上がります。16時前にはユネッサンを出発し、箱根湯本駅に戻ってお土産を選んだり軽く散策。17時台のロマンスカーに乗れば、19時前には新宿に帰着できるという効率の良さです。

このプランは、移動時間も含めて10時間以内で完結できるので、休日を有効に使いたい方に最適。荷物も最小限で済み、事前にチケットや交通パスを購入しておけば、時間もお金も節約できます。

午前スタート＆滞在プラン（昼前到着〜夕方まで）

ゆっくり出発したい方向けには、午前10〜11時ごろに箱根湯本に到着するプランもおすすめです。この場合、12時前にはユネッサンに到着するスケジュールで、午後いっぱいを使ってたっぷり施設を楽しみます。

まずは13:00ごろから「水着ゾーン」で2時間ほど過ごし、温泉スライダーやワイン風呂を満喫。遊び終わったら、15:00ごろから「森の湯」に移動して、日が傾く頃の美しい自然の景色を眺めながらゆっくりと湯に浸かることができます。

このプランのメリットは、午前中の交通機関の混雑を避けられること。また、午後から訪れることで朝から入館していた人々が帰るタイミングと入れ替わりになり、施設内が比較的空いている可能性があるのも利点です。

17:00〜17:30ごろにはユネッサンを出発し、箱根湯本駅で軽食やお土産を買って18:30〜19:00台の電車で帰路へ。1日の後半を優雅に過ごせる大人向けのスケジュールです。

宿泊延長プラン（ユネッサン後、ホテル泊→翌朝観光）

もっとゆったり旅を楽しみたい方には、ユネッサンを訪れた後に周辺のホテルに泊まる宿泊プランがぴったりです。ユネッサンには「箱根ホテル小涌園」が隣接しており、館内から直接アクセスできるという利便性の高さが魅力です。

午前中にユネッサンに到着し、16時頃まで思い切り楽しんだら、そのままホテルでチェックイン。荷物の移動もスムーズで、温泉やディナーもゆっくり堪能できます。露天風呂付きの客室や和洋折衷の会席料理など、旅館ならではの贅沢な体験が味わえるのも魅力。

翌朝は早起きして「彫刻の森美術館」や「大涌谷」などの観光地へ向かうのがおすすめ。朝の静かな時間帯に人気スポットを回れるのは、宿泊プランならではの特権です。チェックアウト後は箱根湯本駅に立ち寄り、温泉街でのんびり過ごしてから帰路につけば、2日間の箱根旅が大充実の内容に。

宿泊とセットになったお得なパックプランも多く、事前予約で割引が受けられる場合もあるため、しっかりと情報収集しておくと安心です。

費用目安表（交通費・入場料・食事代）

以下は日帰り旅の想定費用（1人分）の目安です。参考にしてください。

※上記は2025年時点の目安です。最新情報は公式サイトをご確認ください。交通費や食事代は選択により増減します。

宿泊付きプランの場合は、ホテル代として1泊8,000〜15,000円程度（2名1室利用）を追加で見込んでおくと良いでしょう。

持ち物＆準備リスト（水着・タオル・替え・防寒など）

ユネッサンを快適に楽しむためには、事前の準備がとても大切です。以下の持ち物リストをチェックしておきましょう。

• ✅ 水着（現地レンタル可だが数に限りあり）

• ✅ バスタオル・フェイスタオル（レンタルあり）

• ✅ 替えの下着・洋服（濡れた後の着替え）

• ✅ 防寒用の上着（館内は温かいが、屋外移動に必要）

• ✅ ビニール袋（濡れた衣類の収納用）

• ✅ スマホ用防水ケース（写真撮影にも便利）

• ✅ サンダル（濡れてもOKなタイプが最適）

• ✅ 飲み物（ペットボトル1本あれば安心）

• ✅ 小銭・ICカード（ロッカーやバス用）

また、事前にチケットをオンライン購入しておけば、当日の待ち時間が減ってスムーズに入場できます。施設内のルールやイベント情報も確認しておくと、計画通りに動けて効率よく楽しめます。

まとめ

「箱根 湯本 から ユネッサン」へのアクセスはとても簡単で、初めての方でも迷わず到着できます。バスや電車、さらには自家用車やタクシーでもスムーズに移動できるのが魅力です。そして、ユネッサンは水着で楽しめる温泉施設として、家族連れからカップル、友人グループまで幅広く楽しめる箱根の代表的スポット。

館内ではワイン風呂や流れる温泉プール、アロマ風呂などユニークな温泉体験ができるほか、裸で入れる本格的な露天風呂「森の湯」も完備。食事や休憩も充実しており、1日かけてゆっくり楽しめます。さらに、彫刻の森美術館や箱根湯本温泉街など、周辺スポットも充実しており、季節や目的に応じて自分だけのモデルプランが立てられるのもポイントです。

この記事を参考に、自分にぴったりな旅のスタイルを見つけて、思い出に残る箱根旅を楽しんでください。