首都圏から新幹線でわずか45分、古くから温泉地として愛され続ける熱海。
海と山に囲まれたこの街は、温泉だけでなく絶景スポットや新鮮な海鮮グルメ、歴史ある神社や美術館など見どころが満載です。本記事では「熱海 観光 モデル コース 1 泊 2 日」のキーワードで、初めて訪れる人でも効率よく楽しめる最新プランをご紹介します。
季節ごとの楽しみ方やグルメ情報も盛り込んでいるので、これを読めばあなたの熱海旅行は準備万端です。
熱海1泊2日旅行の基本プランとおすすめ時期
熱海のベストシーズンはいつ?
熱海は年間を通して温暖な気候が魅力ですが、観光や温泉、イベントを最大限楽しむなら春(3〜5月)と秋(9〜11月)がおすすめです。
春は桜やツツジが見頃を迎え、海沿い散策にもぴったり。
秋は紅葉と澄んだ空気の中で温泉を満喫できます。
夏は海水浴や花火大会が人気ですが、混雑と宿泊料金の高騰に注意。
冬は梅まつりやイルミネーションがあり、静かに過ごしたい人には穴場シーズンです。
特に熱海梅園は1月から咲き始める早咲き梅で有名で、冬でも華やかな景色が楽しめます。
1泊2日で巡る基本的な観光ルート
効率的に楽しむためには、到着日の午前〜昼にグルメや街歩き、午後に観光スポット、夜は温泉という流れがベスト。
翌日は朝風呂を楽しみ、午前に離島や名所を巡り、午後はお土産購入と駅周辺のカフェでゆっくりするのが理想的です。
新幹線で東京から約45分とアクセスが良く、移動時間を抑えて観光時間を確保できます。
温泉・海・歴史がそろう熱海の魅力
熱海は江戸時代から温泉地として栄えた歴史ある町。
海沿いには遊歩道が整備され、初島や熱海港からの眺めは絶景。
来宮神社やMOA美術館など文化的なスポットも多く、年代問わず楽しめます。さらに、豊富な海鮮グルメや温泉まんじゅうなど食の魅力も満載。
初めての熱海旅行で失敗しないコツ
短期間の旅行では、観光スポットの優先順位を事前に決めることが大切です。
混雑を避けるため、人気施設は朝一番か夕方に訪れると良いでしょう。
また、坂道が多いため、歩きやすい靴がおすすめ。
天気によっては屋外観光が難しくなるため、屋内スポットもリストに入れておくと安心です。
観光の移動手段と所要時間の目安
市内の移動はバスやタクシーが便利ですが、主要観光地は徒歩圏内も多いです。
初島など離島観光は船の運航時間を事前にチェック。
MOA美術館や熱海城など山の上にある施設はバス利用が便利です。
効率的な移動計画を立てることで、限られた時間でも充実した旅行が実現します。
1日目のおすすめプラン
熱海駅到着から楽しむグルメ散策
熱海駅に着いたら、まずは駅前の「仲見世通り」と「平和通り商店街」へ。
ここは熱海グルメの宝庫で、温泉まんじゅうや干物、しらす入りコロッケなど食べ歩きが楽しめます。特に人気なのが、揚げたての「熱海メンチ」や「鯵の押し寿司」。
新幹線や特急で到着後すぐにこのエリアを巡れば、旅気分が一気に高まります。
商店街は駅から徒歩2分とアクセス抜群なので、荷物があっても立ち寄りやすいのが魅力です。
海沿い散歩と絶景スポット巡り
グルメを満喫したら、熱海サンビーチへ移動しましょう。
白い砂浜と青い海が広がり、海沿いには遊歩道「渚デッキ」が整備されています。
ここから見る相模湾や初島は絶景で、写真スポットとしても有名。
晴れた日には遠くに大島や伊豆半島の山々が見えます。日中は海風が心地よく、夜にはライトアップされてロマンチックな雰囲気に変わります。
来宮神社でパワースポット体験
海沿い散歩の後は、バスや徒歩で「来宮神社」へ。
ここは樹齢2,000年以上の大楠で有名で、幹を1周すると寿命が1年延びると言われています。
境内は緑に囲まれた静かな空間で、心が落ち着きます。カフェ併設の休憩スポットもあり、名物の「麦こがしソフトクリーム」もぜひ味わってみてください。
熱海秘宝館やMOA美術館でカルチャー体験
午後は屋内観光スポットへ。
ユニークな展示が魅力の「熱海秘宝館」は大人向けですが、笑いあり驚きありで観光客に人気。
一方、MOA美術館は美術品の鑑賞だけでなく、館内から見渡せる相模湾のパノラマビューが絶景です。天候が悪くても楽しめるため、旅行計画に組み込みやすいです。
夜は絶景温泉旅館でゆったり
観光を楽しんだら、宿へチェックイン。
熱海には海が見える露天風呂付きの旅館が多く、夕日を眺めながら入る温泉は格別。
夕食には新鮮な海鮮料理や地元の旬食材を使った会席料理が並び、旅の疲れも癒されます。夜はサンビーチや熱海港で夜景や花火(季節限定)を楽しむのもおすすめです。
2日目のおすすめプラン
朝風呂で贅沢な一日の始まり
2日目の朝は、宿の温泉でスタート。
朝の澄んだ空気の中で入る露天風呂は、心身ともにリフレッシュできます。朝日を浴びながらの入浴は特別感があり、早起きする価値があります。
初島クルーズで小さな離島探訪
朝食後は熱海港からフェリーに乗って「初島」へ。
所要時間は約30分で、島内には南国ムード漂う植物園やおしゃれなカフェ、シュノーケリングスポットがあります。1〜2時間の滞在で非日常を満喫できます。
熱海城とトリックアートで楽しむ観光
初島から戻ったら、山の上にそびえる熱海城へ。天守閣からは360度のパノラマビューが広がります。
隣接する「トリックアート迷宮館」は写真映えするスポットが多く、家族やカップルにも人気です。
干物・スイーツ・お土産ショッピング
帰りの前にお土産を調達しましょう。
熱海駅周辺には老舗の干物店や温泉まんじゅうの名店、話題のスイーツショップが並びます。干物は真空パックなら日持ちするので、自宅で旅の味を再現できます。
帰りの新幹線・電車までの時間活用術
出発まで時間がある場合は、駅近の足湯カフェや海沿いのカフェでゆったり過ごすのもおすすめ。
熱海は最後まで観光を楽しめる街なので、最後の1時間まで有効活用しましょう。
熱海グルメ完全ガイド
海鮮丼と新鮮魚介を味わえる名店
熱海の魅力といえば、新鮮な海鮮。熱海駅から徒歩5分圏内には「網代定食」や「海鮮丼」が人気の食事処が集まっています。
中でも「味くら」は、地元漁港から直送される魚介を贅沢に使った海鮮丼が名物。アジ、マグロ、イクラなどが山盛りで、見た目も豪華です。
港近くの「おさかな食堂」は漁師直営で、定食のボリュームと鮮度が評判。ランチタイムは混むので早めの訪問がおすすめです。
昔ながらの喫茶店&レトロカフェ
観光途中の休憩には、熱海らしいレトロ喫茶店がぴったり。
「ボンネット」は昭和レトロな雰囲気で、名物のカツカレーやクリームソーダが人気。
海沿いには海を眺めながらコーヒーを楽しめるカフェもあり、サンビーチ近くの「COEDA HOUSE」では、全面ガラス張りの絶景空間でスイーツとドリンクが味わえます。
話題のスイーツ&テイクアウト
熱海は近年スイーツの街としても注目されています。
熱海プリンはSNS映え間違いなしの瓶入りプリンで、プレーンから塩キャラメルまで種類豊富。
さらに「いちごBonBonBERRY ATAMI HOUSE.」では、旬のいちごを使ったパフェやドリンクが大人気です。テイクアウトして海辺で味わうのもおすすめ。
温泉まんじゅう食べ比べ
熱海土産の定番といえば温泉まんじゅう。
商店街には老舗から新鋭まで多くの店が並び、それぞれ味や食感が異なります。
「延命堂」の黒糖まんじゅうは素朴な甘さ、「伊豆柏屋」はしっとり皮と上品なこしあんが魅力。
食べ比べをしながらお気に入りを見つけるのも楽しい時間です。
夜の熱海で楽しむ居酒屋・バー
夜は温泉街ならではの居酒屋や海鮮酒場へ。
駅周辺や銀座通りには地魚料理を提供する居酒屋が多く、地元の人も通う店ならハズレなし。
さらに、海沿いにはおしゃれなバーもあり、波音を聞きながらの一杯は格別です。夜景を望むバーなら旅の締めくくりにもぴったり。
宿泊施設の選び方とおすすめ旅館・ホテル
温泉付き旅館の魅力
熱海といえばやはり温泉付き旅館。
露天風呂から海が見える宿は特に人気で、朝夕の景色の変化も楽しめます。源泉かけ流しの宿では、お湯の質や温度にもこだわりがあり、湯上がりの肌のしっとり感が格別です。
海が見えるホテルセレクション
ホテル派なら、全室オーシャンビューの宿がおすすめ。
高層階からの景色は圧巻で、夜景や朝日の美しさは忘れられない思い出になります。「ホテルニューアカオ」や「熱海後楽園ホテル」などは施設も充実しており、プールやスパも利用可能です。
ホテル名 | 熱海温泉 熱海後楽園ホテル |
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(読み) | あたみおんせん あたみこうらくえんほてる |
特 色 | 熱海の夜景と相模灘を眼前に望める絶好のロケーション!源泉を使用した大展望風呂で、ゆっくりと温泉三昧。 |
料 金 | 10890円~ |
住 所 | 〒413-0023 静岡県熱海市和田浜南町10-1 |
電 話 | 0557-81-0041 |
FAX | 0557-83-6040 |
最寄駅 | 熱海 |
アクセス | 東京から新幹線で50分!熱海駅よりタクシーで約10分。送迎バス 9:40~19:00まで40分毎 |
駐車場 | 有り/120台 ※2025年5月8日(木)より1泊につき500円/台(チェックアウト日の12時まで) |
投稿件数 | 2456件 |
★の数 | (総合): 4.35 |
コスパ重視派向け宿泊施設
予算を抑えたい場合は、ゲストハウスやビジネスホテルも選択肢に。
駅近の宿なら移動が楽で、観光時間を最大限確保できます。最近は安価でも清潔感があり、おしゃれな内装の施設が増えています。
カップル・家族連れに人気の宿
カップル旅行なら貸切風呂や記念日プランがある宿が人気。
家族連れには部屋食対応やキッズスペース完備の宿が安心です。さらに、大浴場とは別に個室風呂がある施設なら、小さな子ども連れでもゆったり入浴できます。
実際に泊まってよかった宿ランキング
口コミ評価が高い宿の例としては、「古屋旅館」「大観荘」「熱海ふふ」などが挙げられます。
いずれも料理・温泉・サービスのバランスが良く、リピーターが多い宿です。特にサービス面での満足度が高く、記念日旅行にも最適です。
まとめ
熱海は東京からのアクセスも良く、1泊2日でも温泉・グルメ・絶景・文化体験のすべてを詰め込める魅力的な観光地です。
今回ご紹介したモデルコースをベースに計画を立てれば、初めての熱海旅行でも満足度の高い旅になります。
季節や目的に合わせてプランをアレンジし、自分だけの熱海旅行を楽しんでください。
海風を感じながらの散歩、源泉かけ流し温泉、地元の新鮮な海鮮料理…きっと帰る頃には「また来たい」と思わせてくれるはずです。