静岡県東部に位置する三島市は、「水の都」として知られる自然豊かな観光地。東京から新幹線でわずか1時間ほどというアクセスの良さもあり、週末旅行や日帰り観光にもぴったりです。今回は、三島を訪れるならぜひチェックしておきたい「三島観光スポット人気ランキング」をご紹介!自然、歴史、グルメ、レジャー、そして郊外の魅力スポットをカテゴリ別にまとめました。この記事を読めば、三島の旅がもっと楽しく、もっと深くなること間違いなしです。
自然・絶景を楽しむ三島の人気スポット
川のせせらぎに癒される!源兵衛川の水辺散策体験
三島の中心部を流れる「源兵衛川(げんべえがわ)」は、水の都・三島を象徴するような美しい清流です。富士山の伏流水を水源とするこの川は、透き通るような水とその中を泳ぐ魚、そして川沿いに咲く季節の草花が織りなす情景が多くの人々を魅了しています。特に夏場は水温が低いため涼しさを感じられ、散策コースとしても大人気です。
川沿いには遊歩道が整備されており、部分的には飛び石や木道が設けられ、水の上を歩くような感覚を楽しむことができます。子どもたちが水遊びをしたり、写真好きの方がカメラを構えたりと、休日には地元の人も観光客も多く訪れます。
源兵衛川は約1.5kmの長さがあり、スタート地点は三島梅花藻の里のあたり。そこから楽寿園の横を流れ、白滝公園付近まで続きます。途中、カフェや休憩スポットもあるため、歩き疲れたら立ち止まって水音に癒されるひとときを楽しむのもおすすめです。
また、環境保全にも力が入れられており、「水辺の楽校(がっこう)」としての教育的な取り組みも行われています。都会の喧騒を離れて、心も体もリフレッシュしたいときにはぴったりのスポットです。
「ただの川」と思って通り過ぎるにはもったいないほどの魅力が詰まった源兵衛川。三島観光の際にはぜひ足を運んでみてください。
駅近で自然と出会える楽寿園!動物園も楽しめる都市のオアシス
JR三島駅のすぐ南側にある「楽寿園(らくじゅえん)」は、都会の真ん中にありながら四季折々の自然と動物たちとふれあえる人気の公園です。国指定の天然記念物や名勝にも指定されているこの園内は、明治時代の皇族・小松宮彰仁親王が別邸として造営した由緒ある場所で、文化財としても価値のあるスポットです。
園内には、富士山の湧水によって形成された池「小浜池」や自然林が広がり、春の桜や秋の紅葉、梅の花など、季節ごとの美しさを楽しめます。園内の中心部には、無料で入れるミニ動物園もあり、ヤギやモルモットなどの小動物と触れ合えるコーナーが人気です。特に子ども連れの家族にとっては、観光+動物とのふれあいという一石二鳥の楽しみ方ができる場所といえるでしょう。
園内にはほかにも、「郷土資料館」や「小松宮彰仁親王の旧邸宅」など、三島の歴史や文化に触れられるスポットも点在しており、のんびりと散策しながら知的な時間を過ごすことができます。
入園料もリーズナブルで、手軽に自然を感じられることから、地元の方の憩いの場としても愛され続けています。観光ルートの最初や最後に立ち寄るのにぴったりの場所です。
春限定の絶景!三嶋大社の桜並木と水の都の風情
春の三島を訪れるなら、三嶋大社の桜は絶対に外せません。静岡県を代表する古社である三嶋大社の境内は、春になると約200本もの桜が一斉に咲き誇り、まるで絵巻物のような美しさを見せてくれます。特に「ソメイヨシノ」が多く、3月下旬から4月上旬にかけて満開の時期を迎えます。
三嶋大社の正面の参道から境内、そして神池周辺にかけて続く桜並木は、まさに圧巻。朝のやわらかな光の中で見る桜は清らかで、夜にはライトアップも行われるため幻想的な雰囲気に包まれます。写真スポットとしても人気が高く、カメラを持った観光客が多く訪れます。
境内には国指定の重要文化財「本殿」「拝殿」「舞殿」などの歴史的建造物もあり、花と歴史が同時に楽しめるのも魅力です。また、神池のほとりでは鯉が泳ぎ、桜の花びらが水面に浮かぶ光景は、言葉を失うほどの美しさです。
桜の季節には「桜まつり」も開催され、地元の特産品の販売やステージイベントが行われ、賑やかな空気に包まれます。食べ歩きや露店も楽しめるため、家族やカップルで訪れても大満足できるでしょう。
春の短い期間にしか味わえない、特別な風景。三嶋大社の桜は、まさに三島観光のハイライトといえる存在です。
三島の歴史・文化を感じるスポット
源頼朝ゆかりの三嶋大社で歴史と神秘を感じる旅
三島市の中心に鎮座する「三嶋大社(みしまたいしゃ)」は、伊豆随一の格式を誇る神社で、源頼朝が源氏再興を祈願したことでも知られています。境内には古代から続く神聖な空気が流れ、訪れる人々の心を穏やかにしてくれます。祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)と事代主命(ことしろぬしのみこと)で、古くから海・山・商業の守護神として地元の人々に崇敬されてきました。
本殿・拝殿・舞殿はすべて江戸時代に建てられた貴重な木造建築で、国の重要文化財にも指定されています。特に、重厚な茅葺屋根と細部に施された彫刻は見応えがあり、建築好きにも高い評価を得ています。神社の中央には「神池(しんいけ)」があり、澄んだ水に泳ぐ鯉や水鳥が穏やかな景観を作り出しています。
三嶋大社はまた、「福太郎餅」という名物を楽しめることでも有名です。境内の茶屋で味わえるこの和菓子は、餡入りの餅を紫蘇の葉で巻いたもので、参拝後のひと息にぴったり。お土産としても人気があります。
さらに、三嶋大社は毎年8月に行われる「三嶋大祭り」の舞台にもなります。頼朝が放ったとされる流鏑馬(やぶさめ)など、歴史を感じる行事が再現され、多くの観光客で賑わいます。
神聖な歴史と地元文化、そして美しい自然が融合した三嶋大社。静かに心を整えたい旅のひとときに、ぜひ訪れてほしい場所です。
戦国時代の面影が残る山中城跡公園で歴史ロマンに浸る
三島市の郊外に位置する「山中城跡公園(やまなかじょうあとこうえん)」は、戦国時代の要塞跡として知られる歴史スポットです。築城されたのは永禄年間(1550年代)で、小田原北条氏が豊臣秀吉の軍勢に備えて構えた重要な城でした。最終的には1590年の小田原征伐で落城し、以後廃城となりましたが、その遺構は今なお良好に保存されています。
最大の特徴は「障子堀(しょうじぼり)」と呼ばれる独特な防御構造。まるで畑のように碁盤状に掘られたこの堀は、敵の進入を複雑にし、防衛力を高める仕組みでした。上空から見ると美しい幾何学模様となっており、歴史ファンや城郭マニアにとっては必見のポイントです。
現在は「山中城跡公園」として整備されており、ハイキングコースとしても人気があります。標高約580mの位置にあるため、天気の良い日には駿河湾や富士山の雄大な姿を望むこともできます。自然と歴史が一体となったロケーションで、春には桜、秋には紅葉が彩りを添えます。
園内には案内板や模型展示もあり、歴史的背景を学びながら歩ける工夫が施されています。また、駐車場や休憩スペースも完備されており、観光しやすい環境が整っています。
三島の中心地から車で約20分とアクセスも良好。日帰りで戦国ロマンにどっぷり浸かれるおすすめのスポットです。
絶滅危惧の水中花・梅花藻を間近で!三島梅花藻の里の魅力
三島といえば「水の都」と呼ばれるほど湧水に恵まれた町。その清らかな水環境にしか生息できない貴重な植物が「梅花藻(ばいかも)」です。「三島梅花藻の里」は、そんな梅花藻を保護・展示するために整備された施設で、環境保護と観光の両面から注目を集めています。
梅花藻は、冷たい湧水が流れる水路や小川にだけ育つ水中植物で、可憐な白い小花を咲かせます。開花時期は初夏から夏にかけてで、7月〜8月に訪れると、水の中に咲く小さな花々を間近で観察することができます。その様子はまるで水面に梅の花が咲いているようで、多くの人が写真に収めようと訪れます。
この施設は、もともと水辺の再生と環境教育を目的に整備され、市民ボランティアの手で維持管理が行われています。案内パネルや説明書きも充実しており、自然の仕組みや生物多様性について楽しく学ぶことができます。園内には遊歩道や小さな橋があり、水の流れを感じながら散策できるのも魅力のひとつです。
また、ここは「源兵衛川」の上流にあたり、湧水を活かした三島の自然の原点とも言える場所。観光としてだけでなく、学びの場としても価値のある施設です。
入場料は無料で、三島駅からも徒歩圏内。自然保護に貢献しながら貴重な体験ができる、三島ならではの癒しの空間です。
三島グルメを堪能できる名店ランキング
創業1856年!三島うなぎの名店『桜家』で味わう極上の鰻重
三島のグルメといえば、何と言っても「うなぎ」。その中でも圧倒的な知名度と人気を誇るのが、**創業1856年(安政3年)**の老舗「桜家(さくらや)」です。三島駅南口から徒歩5分という好立地にあり、地元の人はもちろん、全国からこの味を求めて多くの観光客が訪れます。
桜家のうなぎの美味しさの秘密は、まず素材にあります。富士山の伏流水で数日間活かされた国産のうなぎは、泥臭さがなく、ふっくらとした身と香ばしい皮が絶品。これを秘伝のタレで丁寧に焼き上げ、炭火の香ばしさとタレのコクが口いっぱいに広がります。
特におすすめは「上うな重」。贅沢な二段重ねのうなぎは見た目にも豪華で、ボリュームも満点。お吸い物や香の物が付いており、ランチでもディナーでも満足度の高いセットになっています。また、店内は和風の落ち着いた雰囲気で、歴史を感じさせる木造建築が、食事に特別感を加えてくれます。
混雑時には行列もできますが、予約は不可。そのため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。店員さんの接客も丁寧で、おもてなしの心が感じられるのも人気の理由のひとつです。
「うなぎなんてどこも同じ」と思っている方にこそ食べてほしい、職人の技と伝統が詰まった一品。三島に来たら、ぜひ「桜家」で本物の味を堪能してみてください。
地元駿河湾の新鮮ネタが勢ぞろい!魚がし鮨三島駅前店の魅力
静岡・伊豆エリアを中心に展開する人気寿司チェーン「魚がし鮨(うおがしずし)」の三島駅南口店は、観光客だけでなく出張ビジネスマンや地元住民にも愛される、信頼の寿司店です。鮮度とボリュームの両方を追求したお寿司が評判で、特に駿河湾で水揚げされたネタが楽しめるのが特徴です。
カウンター席では目の前で職人さんが握ってくれるため、ライブ感も抜群。注文が入ってからさばかれるネタはどれも新鮮そのもので、特に生しらす、桜えび、金目鯛といった静岡名物の魚介類が人気です。ランチタイムには「日替わりにぎり」や「海鮮丼」などのリーズナブルなメニューも豊富で、コスパの良さも魅力のひとつ。
店内は清潔感があり、ひとりでもグループでも利用しやすい設計。駅チカなので観光の前後にも立ち寄りやすく、旅行の途中でちょっと贅沢な気分になれる場所です。英語メニューもあるため、外国人観光客にも対応可能です。
また、地元の酒蔵の日本酒とのペアリングも可能で、お寿司とお酒のマリアージュを楽しむこともできます。魚がし鮨は「安くて旨い」を実現した、三島を代表する寿司処として自信を持っておすすめできるお店です。
旅のひと息に!ベーカリー浅野屋で焼き立てパンと絶品コーヒーを
東京・軽井沢でもおなじみの有名ベーカリー「浅野屋(あさのや)」の三島店は、駅からすぐの便利な場所にあり、観光途中の休憩スポットとして最適です。石窯で焼き上げられた本格派のパンは、種類も豊富で見た目も華やか。焼き立ての香ばしい匂いに誘われて、ふらっと立ち寄りたくなるような魅力があります。
店内にはイートインスペースが設けられており、ドリップしたてのコーヒーと一緒にパンをゆっくり楽しめるのが特徴。特に人気なのは、「クランベリーとクリームチーズのライ麦パン」や「塩バターパン」、そして三島限定の「わさびチーズフランス」など、地元の食材を活かした創作パンたちです。
朝7時からオープンしているため、観光前の朝食として立ち寄る人も多く、週末には地元の人で朝から賑わっています。外観はガラス張りで開放感があり、天気の良い日にはテラス席でのんびりと過ごすのもおすすめです。
また、軽井沢本店譲りの上質なサービスと素材へのこだわりも健在。子どもから大人まで幅広い世代に愛される味で、どのパンを選んでも外れなしの美味しさです。
「がっつり食事」ではなく「おしゃれでほっとできる休憩」を求めている方には、この浅野屋三島店がぴったりです。
家族やカップルにおすすめのレジャースポット
日本一の吊り橋・三島スカイウォークで絶景空中散歩を体験!
「三島スカイウォーク」は、全長400mという日本一長い人道吊り橋で、三島市郊外の箱根西麓に位置しています。富士山や駿河湾、伊豆の山並みを一望できるそのロケーションはまさに圧巻。橋の上に立てば、まるで空中に浮かんでいるような感覚を味わえ、訪れた人々の心をつかんで離しません。
橋は高所にありながら安定感があり、小さな子どもや高齢者でも安心して歩くことができます。中央部には一部透明な床があり、足元から真下の森が見えるスリル満点の体験も。風が吹くと揺れることもありますが、それもまた非日常の刺激として人気のひとつです。
また、ただ渡るだけでなく、橋を渡った先には「フォレストアドベンチャー」というアスレチックやジップラインなどのアウトドア体験施設もあり、家族やカップルでアクティブに楽しめるのが魅力です。カフェやレストランも併設されており、地元食材を活かした料理やスイーツも堪能できます。
さらに、橋のふもとには「スカイガーデン」というお土産ショップ&フラワーギャラリーがあり、おしゃれな雑貨やお菓子、静岡名産品が手に入ります。季節ごとの花が飾られた館内はインスタ映えスポットとしても人気です。
アクセスは三島駅からバスで約25分。観光とアクティビティを両立できる三島スカイウォークは、まさに“家族でもカップルでも”楽しめる万能スポットです。
季節の果物狩りが楽しめる!伊豆フルーツパークで家族の思い出づくり
三島から車で約15分、伊豆縦貫道の三島塚原ICそばにある「伊豆フルーツパーク」は、季節ごとの果物狩りと地元グルメを楽しめる体験型観光施設です。年間を通して、いちご・メロン・みかん・ぶどうなどのフルーツが栽培されており、収穫体験を通じて“味覚で季節を感じる”ことができます。
特に人気なのが「いちご狩り」。1月から5月にかけてのシーズン中は、多くの家族連れやカップルが訪れ、自分で摘んだ新鮮ないちごをその場で味わうことができます。高設栽培なので、小さな子どもやベビーカーでも安心。甘くてジューシーないちごは、一度食べたら忘れられない美味しさです。
また、施設内には地元の食材を使ったバイキングレストランもあり、うなぎや干物、富士山麓の野菜など、静岡ならではの味覚を楽しめます。おみやげコーナーではフルーツを使ったジャムやゼリー、焼き菓子なども購入でき、お土産選びにも困りません。
さらに、団体客向けの大型バスにも対応しており、旅行ツアーの立ち寄り先としても利用されています。駐車場も広く、トイレや休憩スペースも完備されているため、長時間の滞在にも適しています。
自然と触れ合いながら、思い出に残る1日を過ごせる伊豆フルーツパーク。アクティブな観光がしたい方にはぴったりのスポットです。
富士山の湧水に触れる!柿田川公園で水と緑に癒される時間
三島から車で10分ほどの場所にある「柿田川公園(かきたがわこうえん)」は、富士山の伏流水が地表に湧き出る柿田川の源流域に整備された自然公園です。ここにある湧き水は、一日約120万トンという膨大な量が湧き出しており、環境省の「名水百選」にも選ばれています。
園内の最大の見どころは、「第1・第2展望台」から見る湧水スポット。地中からこんこんと湧き出す水が青く輝き、まるで吸い込まれそうな神秘的な光景が広がります。特に晴れた日には、水中の砂がぽこぽこと動く様子が肉眼で見えるほどの透明度で、まさに“生きた水”の世界です。
遊歩道も整備されており、木々の間を歩きながら水音に耳を澄ませる時間は、日々の疲れを忘れさせてくれる癒しのひととき。小川沿いにはベンチもあり、読書やお弁当を楽しむ人も見られます。
また、公園内には「わきみずの道」や「かわせみ広場」など、子どもたちが自然とふれあえる場所も充実。夏場は足を水につけて涼むこともでき、暑い季節でも快適に過ごせます。
無料で入園できるうえ、駐車場やトイレも完備されているので、気軽に立ち寄れるのもポイント。観光の合間にひと休みしたいときや、自然を感じながらゆったり過ごしたいときにぴったりです。
次は「駅から少し足をのばして訪れたい郊外スポット」のカテゴリに移ります。
駅から少し足をのばして訪れたい郊外スポット
三島から電車で15分!沼津港深海水族館で未知の海へ冒険
三島駅からJR東海道線でわずか15分、沼津駅からさらにバスで10分ほどの距離にある「沼津港深海水族館」は、世界的にも珍しい“深海魚専門”の水族館です。深海魚というとグロテスクで不気味な印象を持つ方もいるかもしれませんが、この水族館ではその魅力を美しく、かつ楽しく伝える展示が豊富で、子どもから大人まで幅広い層に大人気です。
最大の目玉は、世界で唯一常設展示されている「シーラカンスの冷凍標本」。2体のシーラカンスが巨大な冷凍ケースに並ぶ様子は圧巻で、絶滅種に最も近い“生きた化石”を目の前で観察することができます。また、標本だけでなくCGや模型を使った立体的な展示により、シーラカンスの生態や進化についてもわかりやすく解説されています。
館内では実際に生きた深海生物も多数展示されており、メンダコ、オオグソクムシ、タカアシガニなど、不思議な姿の生き物たちを間近で見ることができます。スタッフによるガイドツアーや、定期的に開催される解説イベントも人気で、学びと驚きが同時に味わえます。
施設の外には港町ならではのグルメスポットやお土産店も充実しており、深海水族館のチケットとセットになった食事プランも販売中。カップルでのデートにも、家族でのおでかけにもぴったりの場所です。
深海という未知の世界を、楽しく身近に感じられる場所——三島観光のついでにぜひ立ち寄っていただきたい、体験型エンターテインメント施設です。
アートと自然が共鳴する空間・クレマチスの丘で心を癒す一日
三島駅から車で約20分。長泉町の自然豊かな丘陵地にある「クレマチスの丘」は、現代アートと庭園美が融合した文化施設です。広大な敷地には「ベルナール・ビュフェ美術館」「ヴァンジ彫刻庭園美術館」「IZU PHOTO MUSEUM」などが点在し、四季折々の花々に囲まれながらアートを楽しめるという贅沢な体験ができます。
特に有名なのは、フランスの画家ベルナール・ビュフェの作品を集めた美術館。彼の特徴的なモノトーンの絵画や彫刻は、独特の世界観を放ち、アートファンならずともその迫力に心を打たれます。また、彫刻庭園では、緑の中に点在する作品を散策しながら鑑賞できるため、自然との対話も楽しめます。
敷地内には、レストランやカフェもあり、地元野菜や旬の食材を使ったランチが人気です。ゆったりとした時間が流れるカフェテラスでは、花々に囲まれながら本を読んだり、会話を楽しんだりと、非日常的なひとときを過ごすことができます。
また、季節ごとに開催されるワークショップやガーデンイベントも魅力のひとつ。家族で参加できるものも多く、観光+体験の両方を満喫できます。芸術や自然をテーマにした贈り物が並ぶミュージアムショップも、旅の記念にぴったりです。
三島観光の“ちょっと足をのばす”旅先として、静かな感動と癒しが得られるクレマチスの丘はおすすめ度満点です。
絶景パノラマと地元グルメが集う!箱根西麓の三島大吊橋へドライブ
すでに紹介した三島スカイウォークのあるエリア、**箱根西麓(せいろく)**は、三島市街から車で約25分のドライブでアクセスできる郊外の絶景エリアです。晴れた日には、ここから富士山・駿河湾・伊豆半島を一望できる大パノラマが広がり、特に朝と夕方には光のグラデーションが幻想的な景色を作り出します。
「三島大吊橋(通称:スカイウォーク)」はもちろんのこと、その周辺には「スカイガーデン」という観光複合施設が併設されています。スカイガーデンには地元食材を使用したグルメスポットや、静岡銘菓、地ビール、おしゃれな雑貨などが揃い、買い物や食べ歩きも楽しめます。
特におすすめは「富士山ソフトクリーム」や「静岡抹茶スムージー」など、インスタ映え抜群のスイーツ類。ベンチやウッドデッキも用意されているので、絶景を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。
また、近隣には「箱根西麓野菜直売所」や季節の花畑もあり、ドライブついでに立ち寄るのも楽しいポイント。季節ごとに表情を変える自然と、観光客に優しい設備が整ったスポットなので、老若男女問わず楽しめます。
カーナビで「三島スカイウォーク」と入力すればスムーズに到着できます。市街地からも近く、手軽に非日常を味わえる箱根西麓の三島大吊橋エリアは、ドライブ観光の定番スポットとして強くおすすめします。
まとめ
三島市は「水の都」として知られ、美しい自然や歴史的建造物、そして絶品グルメまでが凝縮された観光地です。この記事では、「三島観光スポット人気ランキング」と題し、五つのカテゴリに分けて合計15のスポットをご紹介しました。
・自然・絶景では、源兵衛川や楽寿園の清らかな景観とともに、季節の美を体験。
・歴史・文化では、三嶋大社や山中城跡など、過去と現在が交錯する場所を探索。
・グルメでは、うなぎの老舗「桜家」や寿司処、こだわりのベーカリーで味覚を満たし、
・レジャーでは、スカイウォークや果物狩りでアクティブな旅を演出。
・そして郊外エリアでは、アートや深海体験を通じて新たな視点から三島の魅力を再発見できます。
日帰りでも宿泊でも充実した時間を過ごせる三島。ランキング形式で整理されたスポット情報を参考に、あなたにぴったりの旅のプランをぜひ立ててみてください。
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