今年もあっという間に年の瀬を迎え、心も体もリセットしたくなるこの季節。そんなとき、誰にも邪魔されずに過ごせる“露天風呂付き客室”のある温泉宿は、まさに最高のご褒美ではないでしょうか。この記事では、関西エリアで年末年始におすすめの「露天風呂付き客室」を備えた贅沢宿を厳選してご紹介します。
和の趣に癒される有馬、カニと雪景色の城崎、海と陽光に包まれる白浜、静かな湖畔の琵琶湖、そして京都の奥座敷・湯の花。各地の魅力と、冬にしか味わえない“特別な宿泊体験”をまとめました。家族旅行、カップル旅、一人旅——どんなスタイルにもぴったりの旅先がきっと見つかります。
有馬温泉エリア(兵庫県)
和の趣漂う老舗宿で、年の瀬を静かに過ごす
兵庫県神戸市北区に位置する有馬温泉は、1300年以上の歴史を持つ日本三古湯のひとつとして知られています。年末年始にはその由緒ある雰囲気が一層際立ち、旅館街の石畳や朱塗りの太閤橋、歴史を感じさせる町家風建物が冬の寒空に映えて、特別な時間を演出してくれます。
中でも老舗旅館に多く見られる露天風呂付き客室は、和のしつらえを重視した空間で、年の瀬をしっとりと過ごしたい人にぴったり。畳の香りが漂う和室や、木目の温かさを感じる和洋折衷の設計は、まるで「帰ってきたくなる宿」のような安心感があります。伝統的な旅館のたたずまいの中にも、最新の空調設備や快適な寝具、細やかな接客が融合しており、現代的な快適さも申し分ありません。
年末は混雑する都市部を離れて、静けさの中で一年を振り返る時間が欲しい。そんなとき、有馬温泉の老舗旅館は、まさにぴったりの舞台。雪が舞う夕暮れ、部屋の縁側で湯上がりのひと息をつきながら、心を整えることができます。
金泉・銀泉の魅力を独り占めできる露天風呂付き客室
有馬温泉といえば「金泉」と「銀泉」、2種類の異なる泉質が楽しめる全国でも珍しい温泉地。金泉は鉄分と塩分を多く含み、空気に触れると赤茶色に変わるのが特徴。肌を包み込むような重厚な湯ざわりで、身体の芯から温まると評判です。銀泉は透明で炭酸やラジウムを含み、やわらかい肌触りと新陳代謝の促進効果が期待できます。
これらの名湯を、客室専用の露天風呂で贅沢に独占できるのが、露天風呂付き客室の大きな魅力です。時間に縛られることなく、朝・昼・夜と好きなタイミングで入浴できるのは、宿泊者だけの特権。年末年始の喧騒を忘れ、静かな湯けむりの中で新年を迎える瞬間は、忘れられない思い出になることでしょう。
また、多くの宿では露天風呂の材質やデザインにもこだわっており、檜や信楽焼、天然石など趣の異なる浴槽が用意されています。夜空を仰ぎながらの湯浴みは、贅沢という言葉がよく似合う癒しのひとときです。
お正月限定の祝い膳と贅沢な部屋食で満たされるひととき
有馬温泉の宿では、年末年始に合わせて「お正月限定の特別膳」を用意しているところも多く、料理を楽しみに訪れるリピーターも少なくありません。祝い膳には、神戸牛や瀬戸内の海の幸、丹波の山の幸など、地元食材がふんだんに使用され、彩り豊かな会席料理として提供されます。
特に人気なのが、部屋食や個室食事処でいただけるプラン。周囲を気にせず、家族や恋人とゆったりと料理を味わえることが、年末年始の特別な時間に花を添えます。元旦の朝には、お雑煮や黒豆、田作りといったおせち風朝食が振る舞われる宿もあり、新年の始まりにふさわしい華やかさと温かみを感じられるのも魅力です。
料理だけでなく、器や盛り付け、季節の演出にもこだわりが見られ、五感すべてで「おもてなし」を堪能できます。温泉と料理、どちらも妥協せずに過ごすなら、有馬はまさに理想の温泉地といえるでしょう。
街歩きと温泉が両立するコンパクトな観光エリア
有馬温泉のもうひとつの魅力は、温泉街としての“ちょうどよさ”。小さなエリアに観光・散策スポットが集まっており、徒歩でも気軽に街歩きが楽しめる点が年末年始の混雑時にもありがたいポイントです。
温泉街の中心には「ねね橋」「有馬玩具博物館」「太閤の湯殿館」など、歴史や文化を感じるスポットが点在。食べ歩きが楽しめる店舗も多く、有馬サイダーや炭酸煎餅などの名物を片手にそぞろ歩くのも楽しみのひとつです。冬季限定で開催されるライトアップイベントや屋台もあり、新年を彩る幻想的な風景が広がります。
また、宿によってはチェックイン前やチェックアウト後の荷物預かりサービスを行っており、身軽に散策できるのも嬉しいポイント。湯めぐり手形を使って複数の外湯を楽しむなど、滞在中の楽しみ方も自由度が高いのが有馬ならではです。
年末年始でもアクセス抜群!三宮から30分の温泉地
関西圏に住む方にとって、有馬温泉のアクセスの良さは大きな魅力です。神戸の中心地・三宮から電車で約30分、大阪市内からも1時間程度で到着できるため、年末年始の短い休みでも十分に滞在を満喫できます。
さらに、阪急バスやJRバスを使えば京都や宝塚方面からのアクセスもスムーズ。車でも中国自動車道や新名神高速道路が整備されており、関西一円からのアクセスが非常に良好です。雪が降っても道路が整備されているため、冬場のドライブ旅行でも安心して訪れることができます。
アクセスのしやすさは、高齢の方や小さなお子様連れの家族旅行でも大きな安心材料。渋滞や長距離移動の疲れを気にせず、すぐに温泉と癒しの時間へと入れるのは、忙しい年末年始の理想的な旅行スタイルです。
城崎温泉エリア(兵庫県)
外湯めぐりの拠点にぴったりな客室露天付きの宿
兵庫県豊岡市にある城崎温泉は、「外湯めぐり」で全国的に有名な温泉街です。7つの個性的な外湯を巡るのが定番スタイルですが、最近は「露天風呂付き客室」でゆっくりと湯浴みを楽しむ贅沢な滞在も注目を集めています。
客室露天風呂は、誰にも気兼ねなく入浴できるプライベートな空間。源泉を引いた天然温泉を24時間好きなときに楽しめるのが最大の魅力です。冷え込む年末年始の時期には、体の芯から温まりながら、外湯での湯めぐりとはひと味違う贅沢な時間を過ごすことができます。
また、多くの旅館では露天風呂付き客室と外湯無料券(湯めぐりパス)がセットになっており、室内でのんびりしながらも、外湯めぐりという城崎ならではの楽しみも味わえるハイブリッドな滞在が可能です。特に、雪が舞う夜の外湯と、部屋に戻ってからの露天風呂の組み合わせは、まさに至福の年末年始体験です。
雪化粧した温泉街と風情ある町並みの年末年始
城崎温泉街は、木造旅館が並ぶ大谿川沿いの通りや柳並木が特徴で、冬になると雪景色との組み合わせがとても美しく、絵画のような世界が広がります。年末年始は例年雪が降ることも多く、静けさの中に旅情が漂う特別な季節となります。
雪の積もる路地や、湯けむり立ち上る温泉街の灯り、浴衣で歩く旅行者の姿はまさに“ザ・日本の冬景色”。この時期の城崎は、非日常を求める人々にとって、最高の癒しの舞台になります。
また、地域によっては年越しイベントや初詣スポットも点在しており、滞在中の思い出作りにも事欠きません。雪を眺めながらの露天風呂、浴衣で歩く雪道、冬の旅情を存分に感じられるのが城崎温泉の真骨頂です。
冬の味覚カニ尽くし!お正月限定会席も人気
冬の城崎温泉といえば、何といっても「松葉ガニ」。解禁期間の11月〜3月は、地域を挙げて「カニ料理一色」になります。旅館では、この松葉ガニをふんだんに使った会席料理や、カニすき鍋、焼きガニ、カニ刺しなどが提供され、グルメを目的に訪れるリピーターも多数。
年末年始には、松葉ガニ料理に加えて、お正月限定の祝い膳がセットになったプランも登場します。伊勢海老や黒豆、雑煮など、日本の正月らしい食材と地元の海の幸・山の幸が融合した会席は、見た目にも華やかで、特別な旅の思い出を彩ってくれます。
さらに、朝食にもこだわりがあり、但馬産のコシヒカリや地卵を使った和朝食、温泉粥など、心にも身体にも優しいメニューが揃います。「食べることが楽しみな旅」にしたい方にとって、冬の城崎はまさに天国のような場所です。
浴衣でそぞろ歩き♪夜の城崎を楽しむ方法
城崎温泉では、宿で浴衣を借りて、町を歩くのが大きな魅力のひとつです。年末年始も例外ではなく、浴衣姿で下駄をカランコロンと鳴らしながらの外湯めぐりやお土産探し、夜のライトアップ散策は、温泉街ならではの風情に溢れています。
特に夜の時間帯は、イルミネーションが施された橋や川沿いの景色が幻想的で、写真映えスポットとしても人気。旅館で夕食を終えたあとに少しだけ町を歩くのも、心に残る旅のワンシーンとなるでしょう。
また、地元の和雑貨屋や、手作り体験ができるギャラリー、冬限定の足湯カフェなど、立ち寄りたくなる場所もたくさんあります。年末年始の忙しさを忘れ、浴衣でそぞろ歩くこの時間こそが、城崎ならではの贅沢です。
ファミリー・カップルにも喜ばれる設備とサービス
城崎温泉の宿泊施設は、カップルにもファミリーにも配慮されたサービスが充実しており、幅広い世代の旅行者に愛されています。客室露天風呂付きの宿では、赤ちゃん連れでも安心して過ごせる和洋室タイプや、バリアフリー対応のお部屋も増えています。
また、ファミリー向けには、キッズスペースやお子様メニュー、温泉デビューにぴったりな浅めの湯船などの設備も整っており、三世代旅行でも安心。旅館スタッフの細やかな気遣いも、年末年始という特別な時期にこそ、温かく感じられます。
カップル向けには、貸切風呂や記念日プランなどが用意されており、二人きりで静かに過ごすおこもりステイにも最適。夕食後に部屋でのんびり年越しカウントダウンをしたり、元旦の朝に2人で朝日を見ながらのんびり朝風呂…そんな過ごし方が叶います。
南紀白浜エリア(和歌山県)
オーシャンビュー露天風呂付き客室で迎える元旦
和歌山県の南西部に位置する白浜温泉は、関西屈指のリゾート地として知られています。中でも人気が高いのが、太平洋を一望できるオーシャンビュー露天風呂付き客室。年末年始にこの贅沢な空間で過ごす体験は、まさに「非日常の極み」です。
客室に備えられた露天風呂から見えるのは、地平線まで広がる青い海。そして冬は空気が澄み切っており、朝焼けや夕暮れのグラデーションが格別に美しく見える季節でもあります。特に元旦の初日の出を部屋の露天風呂から眺める体験は、他のどんな旅行とも比べものにならない“新年のスタート”になるでしょう。
この時期、温泉の湯気と冬の潮風が混じり合い、心も体も芯からリラックスできます。海を眺めながらのお風呂時間は、まるで時間が止まったかのような感覚に包まれます。年末年始という節目に、心を整えたい人にとって、白浜の海と湯のコラボレーションはまさに理想的な癒し空間です。
海の幸と温泉の融合が魅力の贅沢ステイ
白浜といえば、温泉だけでなくグルメも大きな魅力。海に面した立地を活かし、地元で水揚げされたばかりの魚介類を贅沢に使った会席料理が、ほとんどの旅館やホテルで提供されています。
特に年末年始は、「伊勢海老」や「クエ」「アワビ」「本マグロ」など、冬ならではの高級食材が登場。これらを使った刺身、焼き物、鍋料理など、豪華なメニューが旅の気分を一層高めてくれます。また、和歌山の地酒や梅酒と一緒に味わえば、食の満足感もひとしおです。
さらに、露天風呂付き客室では部屋食プランを選べる宿もあり、自分だけの空間で温泉と食事をゆっくり楽しむことができます。時間に縛られず、誰にも邪魔されない“おこもりステイ”が実現できるのも、白浜の魅力の一つです。
白良浜の初日の出と白浜温泉街の年末年始イベント
白浜の代表的観光スポット「白良浜」は、日本の“白い砂浜100選”にも選ばれている美しいビーチです。冬でもその美しさは変わらず、特に年末年始の朝には、海から昇る初日の出を見ようと多くの人が訪れます。風が強い日は防寒対策が必要ですが、感動的な景色に心が洗われる瞬間です。
また、白浜町では例年、年越しイベントや初詣スポットが充実しています。白浜温泉神社での初詣や、地元旅館による“振る舞い甘酒”など、観光地でありながらも地元らしい温かい雰囲気が味わえます。家族連れやカップルでの参加にもぴったりです。
さらに、一部旅館では年越しそばの提供やカウントダウンイベントも実施されており、宿泊者限定の楽しみ方も用意されています。観光+温泉+地域イベントの三拍子が揃う白浜は、滞在の満足度が非常に高いエリアです。
テーマパーク・水族館も!子連れ旅行にも最適
白浜は、観光施設も非常に充実しており、特にお子様連れのファミリー層から高い人気を誇ります。代表的なスポットは「アドベンチャーワールド」。パンダをはじめとする動物たちや、ジェットコースターなどの遊具、広大なサファリゾーンなどが揃い、一日中飽きずに楽しめるテーマパークです。
また、「京都大学白浜水族館」や「南方熊楠記念館」など、学びと遊びが融合した施設も多く、冬休み中の知的好奇心を満たす場としても最適。温泉と観光の両立がしやすいのが、白浜の大きなメリットです。
多くの宿ではキッズメニューの用意や、子ども向けアメニティ、ベビーグッズの貸し出しなども充実しており、小さな子どもがいても安心して宿泊できます。年末年始の家族旅行において、“全員が満足できる旅先”として、白浜は理想的な場所といえるでしょう。
アクセス良好&南国気分!冬でも温暖な白浜の魅力
関西圏からのアクセスも良く、なおかつ温暖な気候に恵まれているのが白浜の特長です。大阪市内からは、JR特急くろしおで約2時間半、阪和自動車道を使えば車でもスムーズにアクセス可能。天候の影響を受けにくく、冬でも雪の心配がほとんどないため、ドライブ旅行にも安心です。
また、関西空港から白浜空港への直行便もあるため、遠方からのアクセスにも対応。都心から気軽に“南国気分”を味わえる白浜は、冬でも寒さを忘れてリゾート感を楽しめる貴重な存在です。
気温が比較的高めで日差しも穏やかなので、露天風呂でも快適に過ごせますし、海沿いの遊歩道やテラス席でのんびりすることも可能。寒い時期こそ、白浜の穏やかな気候と開放的な景色が、心身をゆるやかに癒してくれます。
琵琶湖・おごと温泉・長浜(滋賀県)
湖畔の静寂に包まれる、露天風呂付き客室の宿
滋賀県の誇る日本最大の湖・琵琶湖。その湖畔に広がる温泉地の中でも、おごと温泉や長浜温泉は、露天風呂付き客室を備えた宿が多く、年末年始に静かに過ごしたい人々に人気です。湖面を眺めながら湯に浸かる時間は、まさに静寂そのもの。波音と風の音だけが響く中で、心が自然と落ち着いていくのを感じられます。
特におごと温泉は、京都市内からのアクセスが非常に良く、わずか30分〜1時間ほどで到着できる立地も魅力。琵琶湖を望むロケーションを活かし、部屋のテラスや露天風呂が全面ガラス張りになっている宿もあり、昼と夜で全く違う表情の湖を楽しめます。
また、長浜方面では歴史ある町並みに調和した旅館も多く、年末年始の雰囲気ともよく合います。都会の喧騒から離れ、ゆったりとした時の流れの中で、新しい年を迎えたい方にはぴったりのエリアです。
琵琶湖ビュー×美食×温泉で非日常の年越しを
琵琶湖周辺の宿では、美しい湖の景色を楽しみながら、滋賀の豊かな食材を使った美食と温泉の融合を体験できます。特に、露天風呂付き客室では夕食・朝食を「お部屋食」で提供するプランが増えており、自分たちだけの空間でゆったりと食事と景色を楽しめます。
夕食では、滋賀のブランド牛「近江牛」をメインに、琵琶湖で獲れる鮒や鰻、冬の山の幸など、地元の味がふんだんに盛り込まれた会席料理が登場。料理長のセンスが光る創作和食や、地酒とともにいただく鍋料理など、冬にぴったりな温かみのあるメニューが並びます。
そして、露天風呂では、食後の湯浴みで身体の疲れを癒しながら、夜の湖に映る月明かりや対岸の街の灯りにうっとり。普段の生活ではなかなか味わえない、まさに“非日常”な年末年始がここにはあります。
滋賀の地酒と近江牛を味わう新年の宴
滋賀県は、酒どころとしても知られ、琵琶湖の伏流水を使った日本酒が数多く存在します。米どころとしても評価の高い地域で、年末年始に宿で提供される地酒は、料理との相性も抜群。冷酒・熱燗ともに楽しめる飲み比べプランを用意している宿もあります。
また、滋賀グルメの王様ともいえる「近江牛」は、お正月限定のコースでさらに豪華に。しゃぶしゃぶ、すき焼き、ステーキ、ローストビーフと、宿ごとに工夫が凝らされた調理方法で提供されます。肉の旨味と脂の甘さが口いっぱいに広がる贅沢な時間は、まさに新年にふさわしいごちそうです。
地元野菜と組み合わせた創作料理や、伝統的なおせち風の前菜を組み込んだ正月限定の会席も好評。旅先で味わう「滋賀ならではの年始の宴」は、お腹も心も大満足のひとときになるでしょう。
歴史と景色が楽しめる観光スポットも豊富
琵琶湖エリアは、自然の美しさだけでなく、歴史的価値の高い観光地も数多く点在しています。長浜市の「黒壁スクエア」では、ガラス細工体験やレトロな町並みを楽しむことができ、冬にはライトアップが行われるエリアも。
また、近くには「彦根城」や「比叡山延暦寺」といった名所もあり、年末年始の初詣や観光にぴったり。雪景色に包まれた城や寺院は、厳かで静かな雰囲気を感じさせ、年の始まりにふさわしいスポットです。
冬ならではの楽しみとしては、湖畔の遊歩道を散歩したり、雪景色の中を舟でめぐる観光船ツアーもおすすめ。露天風呂と組み合わせることで、“温泉+景色+歴史”という満足度の高い旅行が実現します。
JR沿線でアクセス抜群!関西圏から日帰りも可能
琵琶湖周辺の温泉地は、JR湖西線や琵琶湖線沿線に多く点在しており、電車でのアクセスが非常に便利です。京都駅・大阪駅からの直通電車が豊富にあり、特急を使えば1時間前後で到着するため、年末年始の短期旅行や日帰り利用にも最適です。
また、車でのアクセスも良好で、名神高速道路・湖西道路などの主要道路が整備されており、関西一円からのドライブ旅行にも向いています。都市部から離れすぎず、それでいて自然や温泉をしっかり楽しめる絶妙な距離感が人気の理由です。
雪の影響が少ない場所を選べば、冬でも安心して移動でき、宿泊先によっては無料送迎バスがある場合も。年末年始で混雑しがちな時期だからこそ、アクセスの良さは旅の満足度を大きく左右します。移動の疲れを最小限に抑え、宿での滞在にゆったり時間を使いたい方には最適なエリアです。
京都・湯の花温泉・亀岡エリア(京都府)
古都の奥座敷で味わう静寂の湯宿
京都市内から車で約1時間、自然豊かな亀岡市に位置する湯の花温泉は、知る人ぞ知る“京都の奥座敷”として人気です。華やかな観光地・京都とは一線を画し、静寂に包まれた癒しの空間が広がります。特に年末年始は、にぎやかさから離れ、穏やかに1年を振り返りたい人におすすめの温泉地です。
このエリアにある露天風呂付き客室では、山々に囲まれた絶景とともに、自分だけの湯浴みを楽しむことができます。和室のぬくもりと自然の静けさが相まって、心が自然と整っていくのを感じられる時間。鳥のさえずりや風の音を聞きながら、ゆったりとしたお正月を過ごせるのは、まさに湯の花温泉ならではの贅沢です。
また、多くの宿では「和」を基調とした客室が用意されており、木の香りや障子から差し込む柔らかな光が、日常とは違う落ち着いた空間を演出してくれます。
露天風呂付き客室で味わう“京都らしさ”の極み
湯の花温泉の露天風呂付き客室は、「京都らしさ」を随所に感じさせてくれるのが特徴です。檜風呂や石造りの露天風呂が、四季折々の自然に溶け込むように設置されており、冬は雪景色、朝は霧に包まれた幻想的な風景を楽しめます。
なかには、庭園を望む客室露天風呂や、川のせせらぎが聞こえる離れタイプの部屋もあり、静寂の中で深呼吸するだけでも心が洗われるような感覚に。夜には月明かりが湯面を照らし、朝には朝霧の中で目覚めの湯浴みができるという、非日常の極みが味わえます。
また、京都ならではの「おもてなし」が徹底された接客も魅力のひとつ。宿の女将が出迎えてくれるスタイルや、滞在中のさりげない気配りが、旅の価値を一段と高めてくれます。
年末年始限定の懐石料理と心づくしのおもてなし
湯の花温泉の宿泊施設では、年末年始限定の懐石料理プランを提供しているところが多く、新年を迎えるにふさわしい華やかな料理が楽しめます。特に、地元・亀岡の野菜や、京丹波の山の幸を活かした「京料理」をベースにしたメニューが人気で、素材の味を生かした繊細な味付けが特徴です。
おせち料理をアレンジした前菜や、祝い酒付きのコース、お雑煮や黒豆などの正月料理も並びます。料理に合わせて選ばれた器もまた美しく、視覚・味覚ともに満たされる体験ができます。
宿によっては、「料理茶屋」「個室ダイニング」「部屋食」など、食事のスタイルが選べるところも多く、周囲を気にせずにゆっくりと食事を楽しめる点も高評価。心尽くしのおもてなしが、旅の価値をさらに引き上げてくれます。
保津川下り・トロッコ列車など観光との相性も◎
湯の花温泉や亀岡周辺は、観光と温泉のバランスが取れたエリアです。中でも有名なのが「保津川下り」と「嵯峨野トロッコ列車」。冬季は一部運休となるものの、年末年始に運行している日もあり、雪景色の中を進む舟や列車は風情たっぷりで、普段とは違う京都の魅力を味わえます。
また、車や電車で少し足を延ばせば、嵐山や渡月橋などの人気観光地へもすぐ。京都市内の喧騒からは少し離れつつも、観光もきちんと楽しめるのが、湯の花温泉の魅力です。
宿によっては、観光とセットになった「トロッコ列車チケット付きプラン」なども用意されており、効率よく充実した滞在ができます。自然・歴史・文化をバランスよく楽しみたい方には理想のロケーションといえるでしょう。
喧騒を離れて過ごす、静かなお正月にぴったり
多くの人でにぎわう京都の中心部とは対照的に、湯の花温泉エリアは、静寂を求める旅人の“隠れ家”的存在です。年末年始のように特別な節目を、あえて人混みを避けて過ごしたいという方にとって、これ以上ない癒しの場所です。
年越しの夜には、宿で静かにそばをすすりながらテレビで紅白を観たり、部屋の露天風呂で湯に浸かりながら除夜の鐘の音を聞いたり。そうした“静かな贅沢”を味わえるのが、この地域の最大の魅力です。
元旦の朝には、地元の神社での初詣や、宿の庭を散歩するなど、心を整える穏やかな時間が流れます。SNSやスケジュールに追われる日々から一歩離れ、ただ静かに過ごすことで、本当の意味でのリフレッシュが叶う。それが湯の花温泉で過ごすお正月の醍醐味です。
まとめ:関西で過ごす“湯と癒し”の年末年始は、贅沢以上の価値がある
忙しない日常や情報にあふれる都市の喧騒から離れて、ゆっくりと心を整える時間。それが、関西の「露天風呂付き客室」で過ごす年末年始です。有馬の歴史ある湯、城崎の雪景色、白浜の海原、琵琶湖の静寂、京都の奥座敷——どの地にも、自然・食・文化・温泉という“癒し”の要素が詰まっています。
1年を締めくくり、新たなスタートを切るこの季節。プライベートな空間で湯に浸かりながら、自分自身と静かに向き合う時間こそ、最高の贅沢ではないでしょうか。この記事を参考に、あなたにとって最高の“年末年始の旅先”が見つかることを願っています。







